小さな子供のころから多汗症の症状がある場合は、他の疾患や精神的な原因ではなく遺伝や体質によるものがほとんどと考えられます。
多汗症の症状は小さいと幼児から、(ごくまれですが、赤ちゃんでも多汗症のケースもあるそうです)発現する場合があります。
幼児期から多汗症の症状がある場合、思春期になると治まっていく多汗症もあります。
逆に思春期のころから多汗症の症状が出てくることもあります。
この思春期からの多汗症は、腋窩多汗症の場合わきがとの違いを見極めることが、治療にあたる際には重要のようです。
子供が多汗症であると解ったら、周囲の大人はどのように接すれば良いのでしょうか。
まず赤ちゃんのように本当に小さな子供で、明らかに普通でないような汗が出る場合には医師の診察は受けるべきでしょう。
その上で体質によるものと解れば安心です。
幼児では遺伝などによる体質がほとんどです。
子供本人が特に汗について不自由を感じたり、周囲の子供との違和感を訴えなければ、変に神経質にならず見守る程度で充分でしょう。
多汗について何か訴えるようなら常にハンカチを持つ、などのアドバイスを与えると共に、周りと違っても気にしなくて良いとの安心感を与えるようにしましょう。
小学生などの学童期になると、精神的な問題を抱えるようにもなるため原因が体質だけでなく精神性多汗症の場合も出てきます。
その子供にとって多汗になるようなストレスなどの誘因がないかどうか、確かめることも必要です。
いずれにしてもあきらかに汗の出る量が異常と感じれば、医師の診察をおすすめします。
その上で病気など生命を脅かす問題が無く、体質と解れば本人も周囲もあまり神経質にならない方が良いでしょう。
小さな子供のうちから、薬物を使っての治療や手術はどうかと思います。
ある程度の年齢になり身体のできあがるまで、これらの治療は慎むべきだと思います。
それまでは周囲の大人が「汗がでるのは当たり前、汗がでることは悪くない」という考えで力になってあげましょう。