多汗症の治療方法イオン浸透療法(イオントフォレーシス)は手のひら、足の裏、脇の下の3ヶ所の治療ができます。
薬剤液の中に手を浸して弱い電流を流すことで発汗を抑えることができます。
主に皮膚科のある病院やクリニックで治療をしています。
理論について説明すると、汗の発生は汗腺(主にエクリン腺)の基底細胞で、細胞の内外をNaイオンとClイオンが移動する時の電気的勾配の差ができることで起きます。
イオン浸透療法(イオントフォレーシス)は 電気分解により水素イオン発生させて、汗腺細胞の細胞膜の間をNaとClの移動を阻害することにより汗の発生を抑制するものです。
欠点は薬剤の持続効果が短いため、繰り返して通院が必要となること。治療中(30~40分間)に治療部位に弱い痛みを伴うことがある、などです。
他にイオン浸透療法(イオントフォレーシス)はエクリン汗腺から出る汗が原因の純粋型や擬似型の多汗症には効果がありますが、アポクリン腺が原因となる(わきが型多汗)では効果は期待できません。
※腋窩多汗症の型の違い
・ 純粋型 汗の量が多いことだけを悩んでいる症例
・ 混合型 脇の下の臭いも悩んでいる症例
・ 擬似型 アポクリン腺が無い症例